催眠状態について

催眠状態とは、どのような状態のことを意味するのでしょうかか?

ついうち、「眠ってしまう状態」だと勘違いしそうですが、そうではありません。催眠状態でも、意識はあります。

また、テレビ番組の影響で、「催眠術にかけられたような状態」とも勘違いしそうですが、テレビのように、催眠をかけられた人が、催眠術師の意のままに操られてしまったりするようなこともありません。自分の意志で自分の行動をしっかりコントロールできます。

普段の生活の中でも、催眠状態と同じような状態に陥っている時があります。

ゲームやテレビ、映画に熱中している時、車を運転している時時など、その最中のことを、ほとんど覚えていないというような経験はありませんか?

実は、これも一種の催眠状態なのです。

何かに集中している状態の時に、周りが見えていない状態は、みんなそうです。 このような状態を心理学用語でトランス状態(変性意識状態)と呼んでいます。 また、半分起きて半分寝ているような状態で、朝の目覚めの瞬間や、バスや電車の中でぼんやりしている状態、寝る瞬間などもそうです。

これらは自然で浅い催眠状態なので、本人にはわからないことが多いのです。 このような状態は、暗示を受け入れやすい状態にあります。

しかし、計画的に行なわれる催眠ではないので意図的に使えるというものではありません。

催眠療法のセラピストは、手順に沿って、心地よくリラックスしながら、催眠に入れるように、被験者を誘導し、自然に経験するより、深い催眠状態に入れます。