催眠療法とは?

催眠療法(ヒプノセラピー)とは、催眠状態の時に、傷ついた心を癒していくために生まれた、いわゆる心理療法のひとつです。

「催眠療法」というと、催眠術をかけられて、コントロールされてしまうようなイメージが浮かぶかもしれませんが、「催眠療法」は「催眠術」とは、全く異なります。催眠療法における催眠状態は、意識もあり自分が何をしているかわかっています。自分の意志が働き、コントロールされる心配はありません。

通常の場合、私たちの顕在意識(理性)は、潜在意識(無意識)に対して優位な状態にありますが、1日のうちに、潜在意識が優位になっている時があります。バスや電車の中でぼんやりしていたり、映画やテレビに熱中している時などに、無意識に催眠状態に入っていることがあります。このような状態の時、心は暗示の言葉を受け入れる準備ができているのです。

このように潜在意識が優位になった状態の時に、心の痛みを軽くしたり、否定的な考え方や習慣を変えたり、トラウマを癒したり、ストレスを軽減したりなど、様々な有効的な治療を行なうことができます。

催眠療法は、1958年に米国医師会に正式に認められた後、べトナム戦争で心を病んだ帰還兵の治療で再認識されて以来、発展を遂げてきました。現在は、医療現場でも、催眠は精神医学の治療に有効であると認められて、科学的根拠も明らかになっています。

催眠療法(ヒプノセラピー)は医療行為ではありません。